【40代/初心者ライダー】タイヤを知ることが何より重要な『3つの理由』とは!

初心者ライダーが知りたいタイヤの話イケてるバイクライフへの道

皆さんこんにちわ!イケてるバイクライフをお過ごしですか?

このブログは、

・運転がうまくなりたい!という初心者ライダーさん

・実は40代でバイクデビュー!楽しくライディングを学びたい!というかた

・女性ライダーで、バイクのことよく知りたいけど周りに聞ける人がいない(´;ω;`)

というような方にこそ読んで頂きたい!

通常のライディング雑誌や、元プロライダーさんや熟練ライダーさんのブログに乗っている

いわゆる「THEライディング」的なものはそちらに任せて♡(^^♪

ここでは、そういった情報をもとにあれやこれや実践し、

「けっきょくこういうことか!」と気づきを得た”なまなましいリアル情報”を

わたくし「イケてるライダー」ばばっちがお届けしております(^^ゞ

今回は、

初心者よ、いや、全てのライダーよ!バイクはタイヤに始まりタイヤに終わるのだぁぁ~!

というくらい、バイクライディングで重要な『タイヤ』についてのお話です。

でも、タイヤって奥がふか~~いのよ、ほんと。

だから、専門誌などでも何ページにもわたって難しい言葉や数字が並んで・・・

けっきょく「わかったような、わかってないような」と宙ぶらりんこになっちゃうの。

そこで、あくまでも分かりやすく!かつ、初心者ライダーさんや、

体格に対しておおきなバイクを乗りこなさないといけない女性ライダーさんが

特に知っておくべき『3つの重要なコト』と『3つの理由』を

わたくしがしっかりまとめてみました!!えへん( ̄ー ̄)

これを読んだら、きっと今週末にはバイクに乗りたくてしょうがなくなり、

しかも、コーナリングの恐怖や苦手な感じが激減してしまうはずです。

それではまいりましょう!!

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①初心者こそ知るべき、タイヤの「扁平率」とその理由

さて、勤勉な初心者ライダーのみなさんなら「扁平率」という言葉は聞いたことがあるでしょうか。

知らない・・・というかたもご安心あれ。

まずはタイヤの基本的な数値をおさらいしましょう。webaikeさん、さすが分かりやすいっす。

そして、扁平率についてはこちら!

「PIRELLIの悪魔」と「石橋のBT45」

これはじっさいにわたくしの愛車、モトグッチ V7 RACERのおはなし。

純正はPIRELLIのスポーツデーモン、タイヤ幅140、扁平率70。

そして今愛用しているタイヤは、BRIDGESTONEのバトラックス BT45。

タイヤ幅は130、扁平率は70。

納車直後は、だれもがそのバイクに対しては初心者。

しかも納車直後、お店のある横浜から自宅の岐阜県まで約300キロの道のり(>_<)💦

この時の印象「このタイヤ、なんか細くてフラフラする!!」

・・・・・・・・・・・・

時は過ぎ、すっかり「PIRELLIの悪魔」になじんだころ。

タイヤ交換の時期となり、評判も良く性能的にもジブン的に好みである、

わが日本が誇る「BRIDGESTONEのBT45」を選択。

走り出した印象「うわ、なんか地面にすいつく。優しい~。ええわあ( *´艸`)」

・・・って、なんで!?

だって、扁平率おんなじやん!!!って気づきました?

さて、このナゾは一体・・・!?

さあ、『扁平率の正体』を知るときだ!!

じつは、扁平率は「タイヤ幅に対しての高さ」です。

もういちど。

扁平率は、タイヤの幅に対しての高さ です。

つまり、おんなじ扁平率でも、タイヤ幅がひろいと、タイヤの高さ(とんがり)は

高くなる、ということ。

それをわたくしは「細い(高い)」と感じ、しかもフラつくように感じたんです。

横浜から岐阜まで300キロ。当然、高速道路を走行しますので、

「まっすぐ走っていても、ちょっと傾けるとふらつく!」というのは

今でもなかなかハードな道のりだったなあ、と思い出されます(笑)。

初心者こそ、タイヤ選びの参考に「扁平率」!

タイヤの寿命は、約8,000キロ~12,000キロ。リアは特に減りやすい。

つまり、初心者が初めに直面するカスタムは、ブレーキパッドの次にタイヤ!

そのとき、タイヤ幅を変えずに扁平率を下げれば・・・直進安定性がマシマシ♪

もちろん、こまかい話でいくと「直進が安定する分、クイックに曲がりにくくなるぞ!」

なんて、たいへん親切な熟練ライダーさんからアドバイスがあるかも(*_*;。

または、「タイヤはそんな単純なことじゃなく、バイアス・ラジアル・トレッド・ベルト・カーカスなどきちんと理解して・・・」

はいはいはいはい!それは確かに、大事!

でも、乗りはじめでこれから徐々にうまくなりたいってときに、

そんなに「クイック」に曲がる必要って・・・ある?むしろ、あぶなくない?

それで、「カーブが怖い」「コーナーが苦手!」なんてなっても良くないし(。-∀-)。

だから、イケてるライダーばばっちのおすすめは

「扁平率っていうのをとりあえず覚えた!せっかくタイヤ交換するなら、ちょっと変えてみようかしら。」

「幅を変えれば、太くなるってことでもないのか。じゃあ、どうしようか店員さんに相談しよう。」

こんな感じで、自分好みのカスタム&ライディング!それを「楽しむ」。

もちろん、あくまでも自己責任でいろいろ決めてくださいね(>_<)。絶対走りやすくなる、という話ではありません

どうですか?

「あれ。自分のバイクももしかしたら・・・」

そうおもったら、ぜひ愛車のタイヤ幅に対する扁平率を、ちょこっとネットで検索してみてはいかが♪

②曲がるときに「タイヤをつぶす」をきちんとイメージする理由

つぎに重要なのが、これ。

「タイヤをつぶすイメージ」って、けっこうバイク雑誌とかでよく書いてません?

よく書いてあったり、初心者でも聞くハナシってことは、それだけ「重要なコト」というのはまちがいありません。

そのはなしをよくわかってもらうために、まずはこちら!

タイヤの構造と名称 | タイヤの基礎知識|【DUNLOP】ダンロップタイヤ 公式 から引用しました。

そして、次はこちらをどうぞ!

これが第二に重要なコト。

「曲がっているときはタイヤが地面に接していない」という勘違い!

すこし乱暴な書きかたをしましたが、自分が初心者~中級までしていた勘違いが、これ。

ただしく言うと

・直線ではしっかりタイヤは地面についている→まあ、当たりまえといえばそれまで(笑)

・カーブに入ると、タイヤのどの部分を地面につけて走っているか、まったく考えていない

つまり、教えられた言葉は「タイヤをつぶして曲がる」という言葉なので

どんなふうにお尻からシートに荷重を入力するか、というコトばかりを考えている

ここが初心者ライダーや、体重の軽い女性ライダーがいっしょうけんめい頑張っているのに、効果があまり出ずに、コーナーが「ふらつきそう・・・」ってこわくなる理由。

じつは、その前に絶対的にイメージすべきは「タイヤをつぶす」ではなく、

タイヤは自然にある程度は「つぶれている」

という事実!

なぜなら、バイクってそもそも100キロ以上あるのがほとんどですよね?

ということは、自重いうものがあって、カーブを曲がるってことは遠心力によるGがかかるのだから、

自然に少しくらいはつぶれてくれていても、おかしくないですよね(^_-)-☆。

そこにあなたの体重が可算されて、しかもシートにググっと荷重をかけたなら

「タイヤがつぶれている」というイメージは、そう難しくはないですよね♪

つまりは、こう!

あなたが荷重したそのさきにある、タイヤをイメージせよ!!

ではみなさん、いまいちど愛車のタイヤをごらんあれ!

よく「タイヤの端っこまで使えてる」みたいなのが良いことのように話されますが・・・

そんな端っこを削るまで倒さないと曲がれないコーナーは、サーキットくらいでしょう。

あなたが見るべきは、トラッドの幅とショルダーの幅!

ショルダーもだいたいここらへんかな?でよいです(^_-)-☆

意外にタイヤの湾曲している部分って、広いんです。

そこを地面にしっかりつけながら、コーナーを走るイメージ!これが大事!

「だから、『道に接しているタイヤこそ、すごく大事byネモケンっていうのか!」

コーナーを曲がるとき、タイヤのフチの細~い部分で綱渡りのように曲がるのではなく、

実はもっと広い部分をしっかりつかって、曲がっているものなのです( ̄ー ̄)。

これもまた、「知ってる」と「知らない」では、コーナリングでのバイクの扱い方と、

なにより安心感がまったく違ってきます!!

そうして、その先の技術として「タイヤをつぶすイメージ」と荷重のかけ方、アクセル開度によるトルク、地面をつかんでいる感触・・・とつながっていくのです。

数々のライテクは、これまでの先輩ライダーが残してくれた財産。

でも初心者にはそれを実践したり、体感するための「入口」が必要。

ドラクエでダンジョン攻略本を必死に読んでも、けっきょくダンジョンの入り口が見つからない・・・

↑↑世代的に分かるひとにはわかるたとえですが・・・そんな感じです(>_<)。

まずは今の自分が「理解できて、なんとなく試せて、むりなく実践して、そしてよい感触を体感できる。」

そのような経験を毎回のライディングで積み重ねることが出来たら、ステキですよね☆

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③タイヤは『滑りながら曲がっている』という原理を知るべき理由

ここまで、みなさんに知っていただいた事のおさらい。

①扁平率を理解することで、愛車のタイヤをより知ることができる

②コーナンリング時にタイヤのショルダーを使っているイメージが大事!

そして3つめ。

タイヤはね、クルンっ回りながら曲がっているのではないのです。

じつは・・・ズリ!ズリズリー!と細かなスリップを繰り返しながら、曲がっているのです!!

Σ(゚Д゚)!!

つまり、スリップしないようにヒヤヒヤしながらコーナーを走っていたあなた!

もう大丈夫!安心してください(^^♪!

あなたはもうすでに「スリップさせて」いますから。

スリップ=転倒ではない!「スベらせる技術」はスキーに似ている!

突然ですが、みなさんスキーはやったことがありますか?

やったコトがない方も、スキーを滑っているすがたを一度は見たことがありますよね。

では、いまいちど思い出してみてください。

スキー板をズリっとスベらせたあと、キュッとエッジをかけて方向や速度を調整していますよね。

とくに方向転換をおこなう時を想像してみましょう(>_<)。

ズリズリズリー・・・キュっ!

↑↑これっ!これです!!

じつはバイクで曲がっているときも、同じようなことが起こっているのです。*あくまでシロウトの見解ですが(^^)

タイヤが「スベリきらない」摩擦(まさつ)という物理的理論!

タイヤはなにで出来ているでしょうか。

そう、ゴムですよね。

そして、タイヤが地面と接している→回るとき、地面とタイヤのあいだに「摩擦」が生じます。

アクセルを開ける(まわす)と、駆動力がはたらき、タイヤが地面に押し付けられる。

同時にチェーンやシャフトドライブというもので回転力が加わると、タイヤが回転→バイクはまえに進む。

こういったことは、ライディング本やバイク雑誌でよく書かれているとおもいます。

この摩擦力の強さを摩擦係数というもので表すそうですが、

コーナリングで曲がっているときに、

摩擦係数はこまかい変化を繰り返しているのですねー。

①駆動力と荷重がスムーズにタイヤに伝わり、地面に押し付けられる=UP

②タイヤがちょっと回転する方向に力が加わり、荷重が抜ける=摩擦係数down

③摩擦係数downにより、スリップ=ズリズリ

④角度がすこし変わったことで、またうまく荷重が伝わる=摩擦力UP

という①~④を繰り返すことで、

「200キロ近い鉄のかたまり」が「時速60キロほどのスピード」で「2つのタイヤだけで曲がっていく」のです。

つまり、スベリすぎて本当に転倒してしまうようでは論外ですが、

「滑らないように」と変なチカラをバイクに加えれば加えるほど、コーナリングはうまくいかない。

つまり、いつまでたっても「カーブが苦手!」、ということなんです!

だから、まずはこの「タイヤは滑りながらまがっている」という原理を知ることが大事。

そして「タイヤをしっかり地面に押し付けながら曲がる」という意識A

「タイヤはスベラせながら曲がっていく」という意識B

両方ともコーナーでは意識し続ける、ということをしっかり理解しておくこと。

この意識Aを「荷重(かじゅう)」、意識Bを「抜重(ばつじゅう)」とも言えますね。

【イケてるライダーばばっちのワンポイントアドバイス】

コーナー中はまず意識Aを強く意識しているといいでしょう。

意識Bはわざとスベらせるというものではなく、あえていうと「スベって曲がっていくものだ」という理解をしていることが大事。

けっして、クルマのドリフトのようにわざとリアタイヤを滑らせないように!!事故ります(。-`ω-)

まとめ

みなさん、いかがでしたか?

今回はけっこうながいものになってしまいました💦

すみません。

ですが、とても重要かつ、あまり語られない角度のおはなしになっていると思います。

みなさんのライディングを今よりほんのすこし深めていただけて、またちょっとバイクに乗るのが楽しみになった!!と思っていただければ嬉しいです(^^♪

それでは、また♪

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