40代からライダーデビューを目指す素敵なアラフォー女子に向けて、バイク選びのポイントについて紹介していきます♪
見た目や人気だけで選んでしまうと、後で後悔することにもなります😱。
ぜひこの記事を参考に、大切なバイク選びで失敗しないようにしてください!
『40代初心者ライダーのバイク選び』女性編です。それではまいりましょう♪
『バイクの大きさは「~cc」で表す』
バイク雑誌をパラパラみたり、バイク系サイトをみていると、よく「〜cc」という記号に出くわしますね。バイクは主に・・・
・原付 〜50cc ・軽・自動二輪車 50cc 〜125cc ・小型自動二輪車 126cc〜250cc ・中型自動二輪車 251cc〜400cc (交通法上の名称は普通自動二輪) ・大型自動二輪車 401cc〜
おおまか、上記のような大きさの区分があります。「〜cc」とは排気量の単位。大きさによって、必要となる免許の種類や、車検の有無による維持・メンテナンス費に違いが出てきます。
そういった費用面も大事ですが、僕はまず『バイクの選び方』を知って頂きたいんです!!
バイク選びを失敗すると、買ったあとに一番『こんなはずじゃ・・・』になりやすいからです。
いきなり『しまった!!』ってなるのは、全然イケてないし、バイクライフも心から楽しめません。
ちなみに僕が乗っているのは、750cc。大型バイクに分類されます。乾燥重量(ガソリンがカラッポのときの重さ)で198キロ!
大型(リッターバイクといいます)の中でも軽めですが、それでも倒れたら「トホホ・・・😣」です(泣)。
女性ライダーには「250cc~400cc」の中型以下が人気!
2021年調べでは、中型(普通)自動二輪以上だと、男性ライダーが76.7%で女性ライダーは39%。小型二輪以下(250cc〜50cc)だと、女性ライダーが61%!!
ハーレーのようなBIGバイクに憧れる方もいますが、実は女性大人気は、最近オシャレなバイクが増えた250cc〜400ccなんです!
人気だけでなく、自分の扱いやすさも重要視している方が多い証拠ですね。しっかり者の女性らしいチョイスです😉。
大型バイク世代別所有率、1位はオジサンではなく20代・・・ヤマハ調べ
https://s.response.jp/article/2015/08/19/258196.html
『女性ライダーのバイク選び。ポイントは「取り回し」』
新しい自分へのあこがれ、You Tubeでみた女性ライダーが大きなバイクを颯爽と乗りまわす「パワフルビューティ」に私もなりたい!!
その気持はよく分かります!
でも、ちょっとまって!
「乗りたいバイク」と「乗れるバイク」はイコールにならないこともあります。
あこがれで「乗れなくなった」友人Mの話
僕の友人Mは、バイクに乗るならこれ!と決めていたバイクがありました。一生懸命免許を取って、晴れて『あこがれのハーレー・ダビットソン』という大きいバイクを購入。
ちなみにMは、身長163センチで体重は56キロと男性にしては小柄な体格。ハーレー・ダビットソンは軽く見積もっても200〜250キロ。Mは押すだけでもゼイゼイと肩で息をするくらい、体格に対して「大きすぎるバイク」でした。
その結果、乗ったのは数回。結局「お飾りバイク」になってしまい、結婚を機会に売却してしまいました。
買うときは「自分が颯爽と乗って、いろんな道を風になって走っている姿」が浮かんでいたでしょう。
なぜそうなってしまうのか。
それは、買う前に「重さ」による「取り回しやすさ」を想定していなかったためなんです。
では、具体的にどこをどのように確認していけばよいか、順番に見ていきましょう♪
「重量」をチェック!
やっぱり一番知っておきたいのは重さ。バイクは最悪、コケてしまうこともありますから。
特に初心者は『立ちごけ』という、止まっている状態でバランスを崩してゴロリンとバイクを倒してしまう事があります😓。
しかも、大体が交差点・・・。あわてて起こすんですが、この時、いつもは感じないバイクの強大な「重み」が立ちはだかります。ひえ〜😱。
実際に、男性でもかんたんに持ち上がる重さのバイクは少ないですが、買うときにきちんとイメージして、重いぞ!と覚悟を決めておくことが大事です。
また、ぶつかったときの衝撃力は、速度と重量に比例します。公道を走る以上、イケてるライダーなら自分が乗るものの危険性もイメージしておくべきでしょう。
「シート高」をチェック!
特に女性ライダーは、必ず確認しておきましょう。
シートまでの高さ=足が地面に着くかどうかに関わってきます。
ご自身の股下を計って、スペック表にあるシート高の数値を見ながら、大体どんな感じにまたがるかをイメージしておきましょう。
ちなみに「重さ」や「シート高」はなどのスペック表は、グーグル検索でOK! 例えば「ホンダ Ninja 250 スペック」と検索すれば、ヒットします😀。
「取り回し」をチェック!←最重要です
『取り回し』というのは、バイクを降りた状態で押したり引いたりしながら、バイクを動かすことです。
これがうまく出来なさ過ぎるバイクは、本当に「乗るのが怖くて、大変」なバイクになります。
僕のマンションは駐輪場にバイクを置いてOKなんですが、駐輪場はあまり大きくないため、バイクを出す際に苦労します😅
横の自転車に当たらないよう、引いたり押したりを繰り返さないといけません。
この時、「もし女性が、自分の何倍もある重さや大きさのバイクにすると、乗る前に疲れてしまうなあ。きっとコンビニとかでも、止めてから走り出したりするのもたいへんだろうなあ。乗るの嫌になるだろうなあ。」と思いました。
だって、「さあ、バイクに乗ろう!」ってウキウキと家を出て、駐輪場や駐車場かバイクを出すのに30分くらいかかったら。しかも、倒しそうでめっちゃ怖い〜😫
・・・あんまり乗りたくなくなりますよね、きっと。
教習所でも引き起こしや取り回しを教えてくれます。でもたった数回では、あまりうまくならないです。
やっぱり買うときに、お店で試させてもらいましょう!なんなら、バイク屋さんなんてプロですから、その場で取り回しのコツを教えてもらうのがベストです。
『足つき』をチェック!
あと、足つき確認も必ず行います。
女性ならベタ足は難しいものが多いので、せめて足先〜真ん中、つまりかかとが上がっている程度くらいを基準に。
片足が浮いて、シート上でお尻をずらして片足だけつくような状態は危険です。絶対ダメ!とは言いませんが、ちょっと「頑張る覚悟」は必要。
信号で停まる姿や、渋滞時を想像しておきましょう。無責任に「大丈夫、馴れだよ馴れ」というお店なら、そこでは買わないようにしたほうが良いでしょう。
以上はバイクライフに関わりますので、買うときはぜひ確認しておきましょう!
『40代女性ライダーにオススメ!「バイク種類3選」』
これまでのバイク選びのポイントを押さえつつ、
40代女性ライダーにおすすめの『大人なおしゃれバイク』3選をご紹介します♪
おすすめのバイクは
①HONDA GB350
②KAWASAKI エストレイヤカスタム
③ハーレーダビットソン 2022 Forty-Eight
になります!!
それでは、ひとつひとつ説明していきますね!
①HONDA GB350

“GB”とは、HONDAを世界に知らしめたマン島TTレース(バイク界最高峰レースの一つ)のレース会場がグレートブリテンにあったことから付けられました。そのHONDA「GB」シリーズの、日本では珍しい350ccという排気量で作られたバイクです。
車両重量は180キロ。シート高は800ミリ。シートは高めですが、重さは◎。取り回しのコツがわかれば、女性でも十分取り回せそうな感じです。
デザインは『ネオレトロネイキッド』に分類。ネイキッドとはヘッドライトや車体のアームやエンジンカバーがむき出しになっているバイクのデザイン。
レトロで大人な姿が、僕も好きです。
燃費も非常によく、何より日本では珍しい350ccというカテゴリー。
女性には強すぎなくて軽すぎないパワーで、街中〜ロングツーリング、峠道などオールマイティーなバイクの楽しみ方が出来ます。
強いていえば、高速走行で不安定さが出そうなところ。高速道路でもムリな走りはせず、安全かつそこそこのスピードで走りたい方向きでしょう。
②KAWASAKI エストレイヤカスタム

女性が乗るとめっちゃオシャレ〜なバイク。生産は現在なくなっているので、お探しはグーバイクさんとかになりますが、近所のバイク屋さんにあればぜひ跨がらせてもらいましょう!!
車両重量は148キロ。シート高770ミリ。重さ的にも軽快にあつかえそう♪。
こちらもブイブイいわせるバイク・・・ではないですが、女性人気車種のため、You Tubeやブログなど同じ女性ライダーの情報も豊富。
基本トコトコとゆったり走るのがベターですが、バイクと一体感が出来てくれば、峠を攻めるのも面白そうなバイクです(^^)。
実際、岐阜の山の中で峠をグイグイ走っていくエストレイアは・・・
めちゃかっこよかったです!!
③ハーレーダビットソン 2022 Forty-Eight

ここまで車両重量や取り回しで、「乗れるバイク」に重きをおいて紹介しましたが・・・
やっぱり『ハーレーダビットソンに乗りたい女子』も多いんですよね。
力強い男性に身を任せるがごとく、バイク界の筋骨隆々マッチョ系。
『バイク オブ the Bike』
それが、ハーレー!それがダビットソン!!(雄叫び)
その気持、よく分かります。恋は盲目なのさ。バイクに恋するお嬢さん、最高です。
そんなあなたには、ハーレーの中でもタンク形状が比較的スリムな”スポーツスタータイプ”がおすすめ。
車両重量は252キロ。シート高は710ミリ。
お値段も高価ですが・・・はっきり言ってその価値は『あり』です。
とにかく、パワフル・安定・重い、という特徴をしっかり頭にいれておましょう。
力強く安定感バツグンのアメリカンタイプ。高速道路もなんのその。後ろに荷物を積んでソロキャンプ。2泊3日など長距離ライディングもしたい!という方におすすめ。
あなたを今よりもっとひろい世界へ、きっと連れて行ってくれるでしょう。
最初は大型なんて乗れないかも・・・という不安も分かりますが、サイトのモデルライダーさんも女性です(^^)。
その姿に憧れたなら、きっとだいじょうぶ。しっかり基礎を身につけて、安全ライディングで乗っていきましょう♪
バイクライフは、あなたの人生を豊かにする!
どうでしたか。初心者の方は、まずはバイクの話題にたくさん触れて、気持ちを盛り上げていくのが大事。
新しいモノゴトを始めるあなたが、素敵じゃないなんてありえないんですから。
バイクって「どんなバイクに乗ろうかな」って考えてるときから、ワクワクはとまりません!
以下、ポイントをまとめてみました(^^)
・バイクは排気量を目安にして、大きさを表している(〜cc)。大きさによって、免許・維持費などが変わってくるので、自分はどんなバイクライフにしたいかイメージしてみる。
・価格や見た目も大事ですが、実際に選ぶときに『見ておきたいポイント』を理解して、店舗で試乗や取り回し、足つきを確認!勢いで買わなくても大丈夫。おちついて。バイクは逃げません(笑)
・世の中に、バイクって売るほどあります😁(笑)。20年選手の僕ならこれに乗ってる女性に、「おお〜」となるバイクを選びました。
個人的な好みもありますが、ちゃんと乗って楽しいバイクを選んでいます。
最後まで読んで頂いてありがとうございます!
ぜひバイク選びのときに、参考にしてくださいね。コメント・問い合わせでの相談も大歓迎です♪
(出来る限り自分が答えられるものを精一杯答えます)。
それでは、あなたにとって『最高の相棒』に出会えますように☆。
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