今回の記事は、40代でバイクデビューする女性ライダーさんの大切な第一歩、バイク納車直後の『乗り出し』に潜むトラブル回避術について紹介します♪
頑張って免許を取って、待ちに待ったバイク納車。でもじつは、そこから先について何も考えていなかった〜と慌てることって多いんですよね😓。
いきなりバイクをコカした・・・なんてことも。
この記事を読んでイメージを作ることで、そういった超初心者あるある「バイクの『乗り出し』トラブル」を回避しながら、素敵なバイクライフをスタートさせてくださいね♪
初心者ライダーへの洗礼 『乗り出し』
僕がバイクに乗り出したのが18歳。免許証には平成11年・・・1999年!
23年前ですが、いまだに乗り出したあの日を思い出します(-“-)。
教習所を出たばかりの「新米ライダー」にとって、試練ともいうべき「バイクライフの洗礼」を受けるのが『乗り出し』なのです。
初心者を待つ、納車後に強烈にイメージするトラブル3つがこちら。
「合流」
バイクに乗る、ということは買った店から道路に出なければなりません。
これ、ぼくもいきなりドキドキさせられたトラブルポイントでした😅。
「エンスト」
やってはいけない、と思えば思うほどやってしまうもの😓。
教習と一般公道では、桁外れに緊張感が増します。ご覚悟を。
「立ちごけ」
なぜそこで?とおもうくらい、いきなりペタン!とコカしてしまいます。
そもそも初乗りバイク。走っても止まってもフラフラ、ゆらゆら(笑)
どれも乗る前は「自分は大丈夫だろう」と思いがちですが、油断大敵です😁!
では、一つずつ回避していきますよ。最後まで読んで、『乗り出し』を最高の一日にしましょう!
①いきなり試練!?バイク屋さんから道路へ「合流」
これは先ほども書きましたが、本当にぼくも「・・・おおお、そうかあ。いきなりかぁ」と妙に納得した最初の試練でした。
やはり待ちに待ったバイクの納車日。
めちゃくちゃ嬉しいですし、購入手続きには忘れ物がないように前日からしっかり書類や持ち物をチェック!ここに考えが集中するのも当然なんです。
で、そこまで準備した結果、もちろんほとんどのかたがスムーズに「愛車」を手に入れます。
店の外には、しっかりセッティングされたバイクが光っています。
はい!気を付けてね!!いってらっしゃい!
・・・はい?
あ、そっか。ここからは自分がこの初めてのバイクに「乗って」、自宅まで当然「自走」(自力でとにかくバイクを持って帰る)をするんだ・・・。
あぁしまった、そのことまったく考えていませんでした(泣)~!
多分ほとんどのライダーが「そうそう!」とうなづきます。
しかも、見送りのバイク屋さんがニコニコして横に立っているものだから、早くここを去らないと、って焦る。
教習所で何回も失敗して、それでもなんとかスムーズに出来るようになった発進。
それなのに、スタンド出しっぱなしのままギアを1速にガチャン!エンスト!また焦る!
バイク屋のお兄ちゃんはニコニコ・・・もう店に入ってくださ~い( ;∀;)
で、なんとかノロノロと半クラで道路わきまで進んで、車は容赦なく次々と走ってきて、あなたが入る隙間を与えてくれない~(T_T)。
お願いします!!入れてくださ~い!!(初心者、こころの叫び)
ここがポイントですが、初めて乗ったバイクって、クラッチやアクセルの加減もわかりにくいので、車の合間を見つけても、発進がスムーズに行かないんですよね。
40代でバイクデビュー。ここでエンストは超恥ずかしい😱。だから、いつまでも出れない・・・。
見かねたバイク屋のお兄さんが、手を挙げて車を止めてくれて、ようやく道路へと一歩を踏み出すのでした・・・。
どうですか(笑)。読んでいるだけだと「そんなに自分はどんくさくない」と思いますよね。
でもこれ、ぼくのリアルな23年前の姿です(^^;)。18才でしたが、緊張でガッチガチになりました。
今思えば、バイク屋のお兄さんに「大丈夫ですから、店に戻ってくださいね」のひとことでも言えると良かったですし、そんなに焦ることは何もないんですが。
でも初心者ライダーは焦るものです。
この発進準備~合流のトラブル回避をするには?
「諦めマインド」でトラブル回避!
先ほども書きましたが、焦りがそもそもの原因。
焦りのもとになっているのが、「初心者が初めてのバイクで乗って帰る」という課題に、いきなり直面したからです。
これは、もう大丈夫ですよね(^_-)-☆このブログをここまで読んでいる時点で解消!
さらに付け加えて「バイクのお兄さんの目の前」という焦りですね。
「焦り」に対して、最高の対処法は『諦めのマインド』です!
・・・いやいや!乗らずに帰るんじゃないですよ😁(笑)。
『諦めマインド』に加えて、さらに具体的な実践方法も詳しく説明していきます。
以下の2つの対処法と8つの発進法を使って、合計10ステップでトラブル回避を行いましょう!
初めての発進は『10のステップ』でバッチリ!
①「大丈夫です、すこし時間がかかるんで店に戻ってもらっていいですよ」という。
②諦めマインド発動!!「どうせ初心者でうまく出来っこないから、ゆっくりしよう!バイク屋のお兄さんも、そのうち店に戻るんじゃない?」と、開き直る。
そもそも、周りの人に気を使うほどのレベルではないのだ、わたしは!!←これ、最強!
そうして、以下を実践してください。
③これから相棒としてともに走る愛車にゆっくりまたがり、まず、タンクを撫でましょう。
④髪の毛をふわっと掻きあげ、ヘルメットをかぶって気分はイケてるライダー!テンション上げて!
ヘルメットのアゴ紐の付け忘れ、要注意です(笑)!
⑤グローブをゆっくり、ぎゅーっとつけましょう。
⑥エンジンを回し、アクセルを少しひねって発進準備。意識集中。
⑦ステップを上げたか確認。ギアを1速に。そして、道路の状況をここで確認!←このタイミングがベスト!
ステップを上げ忘れるとエンストします。めちゃ慌てるから気をつけて!
⑧方向指示キーを確認。できればこの時点で指示キー点滅。半クラで発進!
⑨道路わきでゆっくり停止。深呼吸ひとつ。タイミングを待つ。待つ。待つ・・・行けー!
⓾心の中で「スー・・」と言いながら走り出す。大丈夫。車はきちんと入れてくれます。信じてOK!
以上、10のステップを実践するだけで、あなたのスタートは完璧です(^^)/。
ようこそ、イケてるバイクライフへ。女性ライダーの誕生です☆おめでとう!!
②エンストをビビらない!3秒ルールで、「エンストセーフ」のルール
初心者ライダーが次に「怖い」のがエンジンストップ、通称「エンスト」ですよね。
でも、安心してくださいね。23年乗っていても、たま~に、エンストやります(笑)。
だから、「エンストしないこと」より、「エンストしたらすぐセルを回したらセーフ!」にあたまをシフトチェンジしておきましょう。
エンスト対処法は『3秒ルール』
ぼくは自分で「3秒ルール」にしています。
エンストしました→セル回す→エンジン再始動→はい、3秒。セーフ😉!。
これを変にあせってしまうと、逆に交差点とかで10秒も20秒もワタワタ💦と時間がかかってしまいます。
結局うしろの車を待たせてるプレッシャーで立ちごけ!!・・・なんてことになります。それは悲惨。
いいですか。厳しいことをいいますが、初心者のあなたは「下手くそ」です。「下手くそ」で良いです。
どうせ、これからめっちゃうまくなるんだから、「下手くそ」の時期を素直に味わいましょー♪
って気持ちがあれば、エンストへのマインドブロックは解消です(>_<)☆。
③女性ライダー乗り出しトラブル第一位!「立ちごけ」の回避術
ここまで読んでくださった「あなた」なら、わくわく・ドキドキはありつつ、変に浮足立った感じはもうないはず。
この時点で、すでに「立ちごけ」のリスクはかなり低くなります。
「立ちごけ」って分かりますか?
バイクは基本、走っている状態では倒れません。バイクがコケるときの状態は必ず「タイヤの回転が止まっている」あるいは「タイヤは回っているが、実質グリップを失った状態」です。
つまり、バイクはある程度の速度で走る必要がある。だからぼくのモットーは「安全のために、運転技術を向上し上手くなる。結果自然と速くなる」なんです。
で、「立ちごけ」がもっとも多いのは止まっている状態を作る場所。そう!『交差点』です。ですので、初心者のうちは常に交差点は集中力マックス!です。
これで安心♪「立ちごけ」回避術!
①まずはバイクの選び方で足つきにこだわりましょう。女性はなかなか足がピタッとつくことはないでしょうが、せめて交差点で止まる際に不安定感がないバイク、不安定感が出来るだけ少ないバイクがおすすめ。
②納車ついでにバイク屋さんにサスペンションのアジャスター調整をお願いする。アジャスターとかサスペンションなんてわかんなくて大丈夫です。バイク屋さんに足つき良くしてって言えば分かってくれます(^^)。
③交差点侵入、停止は本当に車間距離を十分とる。ブレーキングもかなり手前から始める意識で。
④ブレーキングは、フロントブレーキで大まかな速度を落とす→リアブレーキも加えて微調整。
⑤止まるときに、足つき場所注意!思ったより凹凸があったり、砂利系の道は滑ります。要注意!
以上5つのポイントをよく読んで頭に入れておきましょう。これを丁寧に実践するだけで、まず「立ちごけ」はほぼしないです。
むしろこれだけやって、「立ちごけ」する方が難しいくらいですから、安心・安全に乗れます(^^♪。
納車した日に「立ちごけ」はしたくないですから。ぜひ実践してみてください。
トラブル回避術 まとめ
それではかるくおさらいしましょう。
・納車後、バイク屋さんから乗って帰るイメージは事前に持っておくこと
・10のステップを踏んで、道路へ安全に乗り出しましょう!
・5つのステップはずっと使えるもの。習慣化するくらい意識して行おう!
以上、いかがでしたでしょうか。
あなたのバイクライフスタートの役立つ情報となれば嬉しいです(^^)/。
それではまた。
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