今回は2022年7月スタート、読売・日テレ木曜ドラマ「オクトー〜感情捜査官 心野朱梨〜」のこれからの展開予測・その理由について解説していきます。
ドラマタイトルである「オクトー」とはラテン語で“8”を意味するそうです。
この8という数字もまた、ドラマに大きな意味をもつ数値となります。
その話はもう少しあとで書いていますので。
ネタバレ!とは言いませんが、けっこういい線ついてそうだなと自画自賛(笑)
え?まだ見ていない?
まだ第3話くらいですので今からでも(2022年7月21日現在)間に合います!!
huluで過去回見放題だそうですよ。※huluの案件ではありません(笑)
実際の心理学理論を用いたという“感情ビジュアライズ”サスペンス。
最近朝ドラ「ちむどんどん」でも快演して話題の飯豊まりえさん主演です(。>﹏<。)。
・最近続けて見たいドラマってないなあ
・「スペック」とか「トリック」ってドラマ好きだったよ
・心理学も興味あるなあ
そういったぼくと同じ中年層、アラフィフのかたにおすすめです!
さらにぼく独自の見解から今後の展開予測も行うので←余計なお世話でもありますが・・・
「いや、そうは思わない」「ああ、そうかもなあ」なんて
お酒でも飲みながらご自身の見解や予測と合わせて読んでもらえると、より「オクトー」の世界にはまっていくこと間違いなし(^^♪!
この記事を読んでいただいた後は、毎週木曜日は仕事がおわったら家でゆっくりドラマを楽しむ生活が待っています♪
それでは参りましょう!
「オクトー」のおもなあらすじ

[ドラマ イントロ] 感情の色は、嘘をつかない 愛や悲しみ、また怒りや嫌悪感などすべての事件には動機となる感情がある。 取調室において、そうした『感情』を見ることで真犯人を見つけ出す心野朱梨(飯豊まりえ)。 彼女には、人の感情が “色”で見える特殊な力がある。 人の“感情の色”が見える変わり者の女性刑事が、 エリート崩れで警視庁より異動してきた男性刑事、 風見涼(浅香航大)とバディを組み、 目に見えない感情から真犯人を見つけ出す、新感覚の刑事サスペンス。
刑事モノって面白いですよね〜。
最近はNetflixやAmazon primeなどで海外ドラマも見やすくなりましたし(^^♪
海外ドラマ系では、けっこうサイコサスペンス系もたくさん見てきました。
余談ですが、心理学を用いたような海外ドラマで面白かったものだと
「ホワイトカラー」「キャッスル」「メンタリスト」「フリンジ」・・・
名作ばかりです。けっこうイッキ見してしまうのでご注意を(。>﹏<。)
そんなぼくですので、この「オクトー」は放送前から注目していたドラマ♪
第一話 あらすじ



神奈川県警東神奈川署の刑事・心野朱梨(飯豊まりえ)は、15年前に両親を亡くしたあるショッキングな事件をきっかけに、目を合わせた相手の感情を色として見ることができるという能力を持つ。 警察庁から東神奈川署に異動してきた風早涼(浅香航大)は、18歳の少女・宇野渕咲子(本田望結)を事情聴取している。 咲子は、岩田川俊介(芝大輔)という男性とホテルの非常階段から飛び降りたが、彼女は植え込みに落ちて一命を取りとめた。俊介は死亡。 飛び降りる直前、咲子は俊介との自撮り動画をSNSに投稿。動画では咲子と俊介がこれから死ぬことを匂わせる会話をしていた。 恋人同士の心中事件か、それとも巧妙に仕組まれた殺人か――? 風早が咲子に話を聞いている最中に、朱梨が取調室に入ってくる。 朱梨は、色とりどりのパステルとスケッチブックを広げて咲子の様子を伺う。 「岩田川俊介さんですが…搬送先の病院で亡くなりました」と咲子に告げる朱梨。咲子から変化を感じた朱梨は、オレンジ色のパステルを手にしてスケッチブックに線を描く。 朱梨のスケッチブックは、オレンジ色の線で埋め尽くされていた。朱梨は、咲子の感情がオレンジ色だったと説明。オレンジ色は“期待”を意味する。ついこの間まで自ら命を断とうとしていた人間が何を期待するのかと、朱梨は疑問を持った。 朱梨とコンビを組むようにと命じられる風早。 しかし「感情が見える」という朱梨が理解できない風早は、コンビを組むことと事件を一緒に捜査していくこと反発する。 そんな中、朱梨がもう一度咲子の事情聴取を行い、咲子に見えた“期待”が一体何なのか確かめたいと言いだす。 朱梨と風早は、再び咲子の聴取を行う。 朱梨は咲子に、俊介のどんな所が好きだったのかと尋ねる。すると朱梨の目に、咲子が発する別の“色”が映し出され――!? ※番組公式サイトより抜粋
これが第一話のダイジェストです。
第一話のエンドに関してはネタバレになるので控えますが、この「感情の色」を描いていく朱梨を初めは疑問視していた風早刑事が
バディとして少しづつ信頼していく流れは、王道ですが好きな感じです♪
でもそんな風早刑事も、じつは「失敗をして異動」ではなく「密命を受けている」ということがあとから分かってきます。
「ああ、裏があるってことね・・・」とかるく流すことなかれ(>ω<)!!
この設定っておもしろくて、感情を読めるバディに裏の気持ちをかかえながら捜査していく風早。しかも朱梨を信頼していく感情も増えていく。
この「さまざまな人間の感情」が絡み合うことで、第1話より第2話、第3話と謎が解き明かされていきながら感情の絡みはふくざつさを増すというドラマなんです。
みればみるほど、次の展開が知りたくなるような設定なんですよね、じつは。
そしてこのドラマの軸となるであろう「15年前に両親をなくした事件」。
第2話以降は、公式HPをチェックしてくださいね。あ、この記事読んだあとでおねがいします(笑)(汗)!
飯豊まりえさん演じる心野朱梨とは?
ここで主人公の心野朱梨について、現時点まででわかっている内容をわかりやすく解説しましょう!

心野 朱梨 しんの あかり
ある事件をきっかけに、「ひとの感情を読み取る能力」が開花。
おなじ事件に巻き込まれた姉は現在「不感症」「無反応症」となり入院中。
そんな姉の感情を引き出すためのヒントは、多くのヒトの感情を知ることで見つかると考え、
警察官となる。
ひとの感情が読めてしまう分、ひととの接触が極度に精神的にも肉体的にも負荷が大きくなるため、
日常生活では「ひとを避けるような」行動となる。
感情を読み取るのに必要なのは、色クレヨン、画用紙、直接ひとの目を見ること。
感情を表す色の相関図としてプルチック/感情の輪が用いられる。

【プルチックの感情の輪】 アメリカの心理学者であるロバート・プルチックが 1980年に提唱した理論。 色が 赤・青・黄といった原色を元にして、その原色を混ぜ合わせることで、多種多様な色を生み出すことが出来るのと同様に、 感情も、基本となる感情同士が混ざり合うことで色々な感情が誕生すると提唱。 そして、色相環のように感情を色彩によって分類したのが 「プルチックの感情の輪」である。 現在この「感情の輪」は、教育やマーケティングの分野にも応用されている注目の理論となっている。 ※「オクトー」公式HPより引用
1980年はぼくが生まれた年。
感情の輪と同い年とは・・・なんだかこの話題を書く運命を感じてしまいます(^_^;)。
色と同様に、感情も混ざり合うことで様々な感情に変化するという考えはすごくわかりやすいですよね。
基本の感情は“8つ”に分けられるそうです。
つまりこの8というのが、ドラマタイトル「オクトー」になっているんですね♪
感情の輪でみると、「容認・信頼」の感情と「恐れ・不安」の感情が混ざりあうと「服従」という感情が生まれる。
つまり、恐れや不安=悩みがあると、信頼している人の言葉に「服従」にちかい感情を持つ。
これを悪用するとマインドコントロール、あまりよくない宗教の事件が思い出されます(T_T)。こわ。
逆に、誰かにアドバイスを聞いてもらうためには「信頼」がないと難しい、ということがわかります。
目から溢れ出す、感情の色
「オクトー」ではドラマ中、CGをつかって様々な感情の色が鮮やかに目からあふれだす、うつくしい映像が入ります♪
なかには人混みでキラキラとふりそそぐように、人々の感情が映像化されています。
しかしそれは、朱梨にとっては感情の洪水となってふりそそぐため、呼吸困難におちいるほど強烈に肉体と精神に影響をおよぼします。
第3話のなかで、バス停でおおくのひとに囲まれてしまった際、朱梨は感情の流入にたいする恐怖からフリーズしてしまいます。
心配した周りのひとたちからは、朱梨に「黄色」と「緑」の感情が洪水のように向けられてしまいます。黄色と緑は「愛情」にちかい感情ですね。
朱梨の目には、相手の顔もみえないほどの黄色と緑の感情が降り注ぎ、おもわず目を押さえうずくまります。
そして朱梨は心配するひとたちから「逃げるように」「心配で伸ばされた手をふりはらって」その場から離れていきます。
のこされた人たちは「なんだよ、しんぱいしているのに!」という感情が向けられている、というシーンです。
どんな感情であれ過剰に感じてしまうと負担であることを、CGを駆使してみごとに表しているシーンでした。
朱梨のまわりを彩る人物たち
このドラマでは、主役である飯豊まりえさんも含めて、すばらしい役者陣がかおを揃えています。
特にこのドラマでは、表情やことばの抑揚などでシーンの意味がかわるほど繊細な場面が多くあります。演技派、と呼ばれる方々でないと成り立ちません♪
では、ここで主な登場人物をご紹介しましょう!



風早警部補は主人公のバディ。雲川課長代理は15年前の事件の担当刑事であり、現在は朱梨のチームの課長代理(上司)。船越さん演じる平安次長は、風早警部補に雲川チームを密偵してくれと頼み、風早警部補をチームに送り込んだ張本人。



心野紫織は朱梨の姉。陽介は15年前の事件でなくなった父親。じつは父の陽介も警察官だった。
甲本先生は姉が入院する病院の精神科医で、朱梨の能力も知っており、精神的な部分でも良き相談あいてとなっている。
紫は「嫌悪・うんざり・後悔」の感情を表しています。
陽、つまりオレンジは「関心・期待・警戒」。これもなにか意味がありそうですね。



左2人は、朱梨の同僚。これからドラマや事件にどう関わっていくのか楽しみです。
そして、右はしの「犯人」。
これは15年前に心野宅に押し入り朱梨の両親を殺傷したあと、帰宅した朱梨と紫織を襲い、姉の紫織も刺して逃走した犯人。
「逃走中に死亡」となっているが、さて真相は本当にそうなのか・・・。
第2話で15年前の犯人が!?
第2話では、15年前の心野家に起こった事件の回想シーンがあります。
そこでは目出し帽をかぶった犯人の姿が!?
その『目』をみたときに、ピン!!と来ちゃいました。
その目がこちら!

そう、この黒い部分を外すと・・・

そうなんです。
火曜サスペンス劇場の名探偵が、このドラマでは犯人役だなんて。
しかし、ここからぼくが考えた筋書きが以下です。
15年前の事件の真相!?
15年前、心野陽介(朱梨の父親)は平安衛の部下として働いていた。しかし、そのうち上司で信頼し尊敬している平安の不正かあるいは、もっと上層部の不正を見つけてしまう。
陽介は内部告発を試みるが失敗。証拠はにぎっているため外部にリークするはずが、平安に始末されてしまう。
その陽介と同僚であり親友だったのが、現在の雲川課長代理。
いまも雲川は当時の事件を不審におもい、捜査を継続している。
感情を失ってしまった姉の紫織は、事件では朱梨をかばって刺されてしまうが、そのときなんらかの理由で犯人が平安だと気づく(声やなんらかのしぐさ?)。
姉の感情が戻ることが、事件解決へのキーポイントとなる。
そしてもう一つ、朱梨は事件のショックで記憶があいまいではあるが、じつは犯人の目を見ている可能性がある。
そのときの負の感情があまりにも強烈で、才能が開花した可能性もある。
その時犯人から読み取った負の感情と、平安の目からあふれる感情がどこかで合致したとき、フラッシュバックが起きるかもしれない。
そこで精神科医の甲本先生。彼女はじつは平安とつながりがあって(高校の友人とか)、朱梨や姉が事件について思い出したり、姉の感情が回復していないか、情報を流している。
風早警部補は、もともと上司の不正を内部告発することがもみ消され、刑事としての道を絶たれるところを平安次長に「密偵」という役割で救われている。
第3話でも、平安から「雲川課長代理を重点的に調べてくれ」と言われている。
風早警部補は、朱梨に信頼から愛情を持つようになり、事件の真相に近づくに連れ、一度は朱梨から信頼を失うが、最後には2人で協力して平安をおいつめ、事件の解決に導いていく。
おそらく、このような展開になるのではないか。
あくまでも個人的な予想ですが、そこまで的はずれな筋ではないかなあと思っています(笑)。
最終回が終わったあとの答え合わせが楽しみです!
学びまとめ
いかがでしたでしょうか。
この「オクトー」では感情を読む能力をもつ女刑事、心野朱梨が主人公でした。
しんのあかり、と読みますが、別の読み方だと「こころのあかり」ですよね。
しかもあかりという字に「失う」が使われています。
こころのあかりをうしなった事件の被害者や犯人、そのほか登場人物たち、そして主人公自身のこころのあかりを取り戻していく物語。
朱梨の能力は「目から溢れ出す感情の色」を読み取ります。
目は口ほどにモノを言う
このドラマを初めてみたとき、目から溢れ出す感情を見てそのことばをおもいだしました。
みなさんもぜひ相手の真意を知りたければ、まずは相手の目をしっかりみてはなしを聞きましょう(^^)。
そうすればあなたにも、大切なヒトたちの心の声をきくことができるかもしれませんね。
それではまた!
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